【IXホールディングス】映像解析AIプラットフォーム運営の「フューチャースタンダード」と協働開始 AIを活用したDX推進で課題解決へ

   IXホールディングス株式会社(本社:三重県伊勢市 代表取締役社長 浜田𠮷司)は、2023年3月10日(金)、株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都台東区 代表取締役社長 鳥海哲史)が実施する第三者割当増資の一部を引き受ける形で出資しました。

  2014年に設立された株式会社フューチャースタンダードは、最先端の映像解析AIプラットフォーム「SCORER」の開発運営で注目を集めている企業です。

■背景
IXホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社マスヤは、ロングセラー製品“おにぎりせんべい”等を製造販売しております。“おにぎりせんべい”は50年以上多くのお客様にご愛顧いただいている商品ですが、昨今は人材確保の難化やHACCPの義務化などの食品製造業を取り巻く環境の変化、また食品製造業特有の問題である、製造装置が旧式であるという点における課題解決が急務となっており、IoTやAIを駆使した解決策がとれないか考えておりました。

■経緯
三重県の令和4年度「TOKOWAKA-MIEオープンイノベーション推進事業」の一環として実施された、新たな事業創出を目指すオープンイノベーションプログラム『TOKOWAKA-MIE BUSINESS BUILD』にてマスヤの課題解決の共創に名乗りを上げたのが株式会社フューチャースタンダードでした。

以後、IXホールディングスとフューチャースタンダードは両社のリソースを投入し、それらをマスヤの現場改善の知見と掛け合わせることにより、マスヤの製造工程にかかわる課題の解決に向けた取り組みを継続しております。

■展望
IXホールディングスとフューチャースタンダードは、こうした取り組みによって得られた知見・ノウハウ・成果を、既存のソリューションと比べて技術的にも価格的にも優位性のある手法(=マスヤメソッド)として知的財産化し、これを将来的には全国の中小企業の課題解決のための有益なソリューションとして提供していきたいと考えております。

IXホールディングスは、グローバルで様々な分野の新たなパートナーと関係を構築し、今後もオープンイノベーションの取り組みを加速してまいります。

【会社概要】株式会社フューチャースタンダード

2014年に設立されたフューチャースタンダードは「世界中の技術を世界中の人々が使えるようにする」というビジョンのもと、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER(スコアラー)」を開発・運営しています。「SCORER」は、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせることで、映像解析AIを活用したシステム開発を「安く・早く・簡単に」します。
■所在地:〒110-0016 東京都台東区台東4丁目8−7仲御徒町フロントビル2階
■URL:https://futurestandard.co.jp/