IXホールディングス株式会社(本社:三重県伊勢市)のグループ会社である株式会社伊勢萬(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長 村田光晴)は、このたび令和6年度名古屋国税局酒類鑑評会の吟醸酒部門で「おかげさま大吟醸」が、最も優れた酒に贈られる局長賞を受賞しました。
■名古屋国税局酒類鑑評会とは?
酒類の品質向上を図ることをもって酒類業の健全な発達に資することを目的に、毎年秋に開催される酒類鑑評会。名古屋国税局管内の愛知、岐阜、三重、静岡の酒蔵が出品し、吟醸酒の部、純米吟醸酒の部、燗酒の部の3部門で開催されています。今回、伊勢萬の「おかげさま大吟醸」が選ばれた局長賞は各部門で最も優秀な成績の酒に贈られる賞です。
国税庁サイト:名古屋国税局発表「令和6年度(第73回)名古屋国税局酒類鑑評会について」
■清酒「おかげさま」について
清酒「おかげさま」は伊勢神宮内宮のお膝下、おはらい町のおかげ横丁に店を構える「伊勢萬 内宮前酒造場」で造っております。伊勢志摩唯一の清酒蔵として、五十鈴川の伏流水と厳選された米を使用しおかげさまの想いを込めた酒造りを行っています。
小さな蔵のため多くの量を造れませんが、その分こだわり抜き常に最高の状態でお届けできるように努めて参りました。「おかげさま」は全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞しているほか、一昨年には「IWC(インターナショナル・スピリッツチャレンジ)2022」で「おかげさま純米大吟醸」がリージョナルトロフィーを受賞するなど、その品質には国内外から高い評価をいただいています。今回の局長賞受賞も、我々の酒蔵の持つ技術とその品質が、東海4県の中で最も優れたものであるということが認められました。
■担当者のコメント
名古屋国税局酒類鑑評会で「おかげさま大吟醸」が局長賞を受賞できたことは大変光栄なことで、杜氏として大変喜びを感じています。私たちが大切にしてきた本物づくり、品質へのこだわりが認められた証です。
原料米が高温障害により硬く、いかにバランス良く溶かすかに悩みましたが、米の吸水率や蒸し時間、もろみの温度管理にこれまで以上に気を配り良い品質に仕上げることが出来ました。
今後もこの結果に慢心せず、国内外で評価される高い品質、そしてお客様が飲んで本当においしい!と喜んでいただけるお酒造りを続けてまいります。
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